料理歳時記
皐月 五月の献立
5月5日は端午の節句で、鯉のぼりや兜などを飾り男子の健やかな成長を願います。
また立春から数えて88日目は八十八夜でこの時期に摘み取った茶葉が一番おいしいと言われています。野山の新緑も蒼さを増し輝く季節です。コロナ禍でも自然は同じように芽吹き我々に力と癒しを与えてくれています。
目に青葉。白の長皿などを使い緑の映える端午の節句のしつらえにしてみました。
作り方
但馬牛のひれステーキ山の芋のとろろ添え
1.
山の芋をすりおろし、黒豆味噌と出汁、醤油、みりんで作った濃いめの出汁を加えすり鉢ですりとろろを作る。
2.
塩、胡椒した、ヒレ肉を焼きとろろを添えてロックチャイブを飾る。
小鯛の柏葉寿司
1.
寿司飯を一口大ににぎりを半分に切った大葉、小鯛の笹漬けの順にのせて柏の葉で包む。
蕨の煎り煮
1.
アクを抜いた蕨を3〜4センチに切る。
2.
鍋に太白胡麻油を入れ蕨を炒め、みりん、醤油、出汁を入れて煮含める。
白小豆のきんつば
1.
白小豆に水を入れ煮立ってきたら1回茹でこぼす。
2.
再び水を入れて柔らかくなるまで煮る。
3.
白あずきが柔らかくなったら砂糖を入れ餡を作る。
4.
粉寒天と水を鍋に入れ煮立ったら白小豆餡に混ぜて型に入れて冷ます。
5.
固まったら適当な大きさに切り小麦粉と白玉粉を水でといた液を一面ずつ付けて焼く。