丹波篠山 小田垣商店の黒豆

丹波大納言小豆

沿革

丹波大納言小豆は古くから兵庫県・京都府を中心に栽培される大粒で至極美味な高級品種の小豆です。

宝永年代に当時の藩主が当地に産する小豆の優秀さを賞揚し、特に庄屋に命じて精撰種を納めさせ、更にその内より幕府に献納し、幕府は又京都御所に明治維新に至るまで献納して、御所も多くの特徴をもった小豆を賞味して「大納言は殿中で抜刀しても切腹しないですむ」ところから、煮ても腹の割れないこの小豆を 「大納言小豆」と名づけたとも言い伝えられております。

そうして赤飯をはじめ、昔から吉事の日と毎月一日・十五日には小豆御飯として一般家庭でも重宝され、又全国各地で有名菓子舗様の最高級和菓子の原料として広くご使用願っております。

丹波大納言とは

丹波大納言は丹波地方発祥の大粒高級小豆の品種名で、兵庫県・京都府を中心に、滋賀県や岡山県の一部等でも栽培されています。

その品種特徴は晩生~極晩生で、子実は極大粒で粒型は俵型や烏帽子型、種皮は濃赤色で皮が薄く、食感の良さと風味豊かな美味しさが特徴です。

丹波大納言はその美味しさの一方、栽培と収穫に手間がかかり、収量が少ない小豆です。

晩生種のため生育期間が長く、栽培は手作業が多く、一人当たりの耕作面積は少ないです。

さらに、天候不順や台風による被害が多く発生し、収穫時は全ての莢が一度に枯れ上がるのではなく10月~11月にかけて順番に莢が熟していきますので、収穫は手作業による莢もぎが多く労力を要します。

また、丹波大納言は多収性を求めて品種改良された小豆ではありませんので、収量は少なく一般小豆の半分程度です。

幻の小豆

丹波大納言小豆の年間市場出回り量は通常約800トンと、大産地である北海道の小豆の約6万トンに比べその流通量は1%程度です。

丹波大納言小豆も北海道大納言小豆も大昔に中国から原種が渡って来たと考えられておりますが、お互いの気候風土が全く異なり、以来幾多の改良を重ねてきたため、今では互いの特徴は全く異なり、北海道の大納言小豆が量産型で、寒さの中で育つように豆の皮が厚いのに対し、丹波大納言小豆は小収量型で、豆の皮が薄く、大粒です。

こだわりの和菓子舗様では、丹波大納言小豆が大粒で風味・香りの点で優れていることから、年によって収量と価格に多少の変動があっても、今も変わらず拘りの丹波大納言小豆を原料としてご使用されているようです。

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