丹波篠山の黒豆は古くからこの地で栽培され、その美味しさから宮中でもふるまわれてきましたが、江戸時代には篠山藩から徳川家に時献上されていたことをご存じでしょうか。
昨年、当店もメンバーに入る「丹波黒黒豆奉納実行委員会」が東京上野の上野東照宮にて「黒豆奉納式」を執り行いました。令和の時代に徳川将軍への黒豆献上を約160年ぶりに復活させたことになります。徳川宗家第19代当主である徳川家広さんや、「暴れん坊将軍」で徳川吉宗公を演じられた俳優・松平健さんにも参列いただき。厳かかつ華やかな奉納式となりました。
そして今年も、12月12日(木)に昨年と同じ上野東照宮にて令和6年「黒豆奉納式」を開催し、黒豆という日本の伝統的食文化が世代を超えてこれからも愛されていくことを祈念いたします。
12月6日(金)、丹波篠山では黒豆奉納式に先立ち「黒豆奉納 丹波篠山出立式」を開催いたしました。収穫されたばかりの令和6年産丹波黒を積み込んだ黒豆奉納号を安全祈願し、江戸時代さながらに東海道を通って東京上野を目指し、丹波篠山を出立致しました。青空の下、篠山城址を後にした黒豆奉納号は何とも誇らしい姿をしています。上野までの4日間の旅、どうか安全にたどり着けることを願うばかりです。皆様も見かけられましたら手を振ってくださいね。
上野東照宮での黒豆奉納式後は一般の参拝者の方にも参加いただけるイベントを開催いたします。黒豆つかみゲームやフォトスポット、また黒豆奉納号の展示等、小さなお子様から大人まで楽しんでいただけるイベントです。お近くの方は是非足をお運びください。
イベント開催期間:12月12日(木)~15日(日) 13:00~16:00
当社は今後も黒豆を通じて日本の伝統的食文化の後世への伝承と、持続可能な農業の発展に尽力して参ります。
参考ホームページ:丹波篠山から江戸へ 丹波黒黒豆のもっと!まめなはなし