料理歳時記
師走 十二月の献立
冬至は一年のうちで一番日照時間が短くなる日で、ゆず湯に入りかぼちゃや小豆を食べることで寒さを乗り切り厄除けをします。
年末にはおせちの準備に入りますが、その前のクリスマスは洋風の献立にして、丹波篠山の冬のおいしい野菜と、この時期にしか手の入らない生の猪肉を使い、ワイングラスとともに聖夜のしつらえにしてみました。
作り方
猪肉のロース焼きサラダ仕立て
1.
猪肉のロースを焼き軽く塩胡椒をする。ベビーリーフを大きめの赤ワイン用のグラスに入れ、その上に焼いた猪肉をのせる。
2.
小田垣商店の黒豆の炒り豆をグラインドしたものとホワイトワインビネガー、オリーブオイル、塩、胡椒でドレッシングを作り、仕上げにかけます。
山の芋のフリッター
1.
山の芋をおろし、チキンスープを加えてよく混ぜる。その中にロックチャイブを混ぜオイルで揚げる。仕上げに塩、胡椒で味を整える。
でかんしょねぎと住山ごぼうと、菊芋のポタージュ
1.
でかんしょねぎは縦に十字に切り込みを入れ、1cm程のざく切りにし、オリーブオイルで炒める。
2.
ねぎが柔らかくなってきたら、皮を包丁の背で削ぎ、住山ごぼうを小さ目の乱切りにした物と菊芋をいれ炒め、チキンスープを加えて柔らかくなるまで煮る。
3.
柔らかくなったら、フードプロセッサーにかける。食べる前に温め、生クリームを加えて塩、胡椒で味を整える。
栗の甘露煮のチョコ掛けとドライクランベリーとピスタチオチョコレート
1.
小田垣商店の甘露煮を瓶から出しさっと水で洗う。そのまま3〜4時間置き、まわりの水分を乾かす。
2.
ダークチョコレートを湯煎で溶かしテンパリングして、細い竹串で刺した栗をディップする。
3.
残ったチョコレートをスプーンでクッキングシートにまるく伸ばし、上にピスタチオとドライクランベリーをのせる。
※今回はクリスマスなので赤とグリーンにしましたが、お好みでナッツやドライフルーツを使ってください。